5月に権利確定する株主優待のまとめその1です。
5月15日権利確定銘柄
15日に権利確定の銘柄は下記3銘柄です
銘柄名 | 優待品 | 利回り |
---|---|---|
(3075) 銚子丸 |
自社食事券500円分 | 0.25% |
(3391) ツルハHD |
自社商品券2500円分など | 0.25% |
(3544) サツドラHD |
自社優待券,QUOカードPay500円分など | 1.06% |
サツドラHDは1%超えの高利回り、他も利回りは高くないものの、どの銘柄も実用性があるためクロスできるならクロスしたいです。
ただ、銚子丸は制度でどの証券会社でも一般の取り扱いがない、ツルハは昨年11月から売り禁になっているため、現状狙えるのはサツドラのみです。
4月の権利確定後からサツドラ一本でSMBCでスクリプトを回してますが、全く引っかからないので、こちらも空売り確保は難しいかもしれません。 カブコムでもここ数日は抽選用の在庫が出ていないため、厳しいかもしれませんね。
逆日歩
制度ではどうか。
サツドラの逆日歩を確認すると、2023年が55.2円/1株(3日)、2022年が50.4円/1株(3日)とかなり強烈な逆日歩がついてます。
今年は1日分ですのでここまではつかないですが、仮に2022年と同等の逆日歩が付いた場合16.8円x100株=1680円と1日分でも大きく損してしまう結果になりますなので、制度クロスは見送るべきですね。
ここ2年は権利落ち後、配当分を抜いた株価まではすぐに戻しているので、裸現物で持ち越した方が期待値は高そうです。
あくまでも過去の傾向なだけであり、権利確定日が天井になる可能性も全然あります。
私はリスクを負うつもりはないので、ここはパスします。
5月20日権利確定銘柄
20日に権利確定の銘柄は下記2銘柄です
銘柄名 | 優待品 | 利回り |
---|---|---|
(2678) アスクル |
自社通販割引500円x4枚 | 0.84% |
(3549) クスリのアオキHD |
1年間買い物が3%引きになる優待カード or自社ギフトカード2000円分 or Visaギフトカード1500円 or 地元名産品2000円分 |
0.69% |
利回りはそこそこ。
アスクルは通販に関する優待ですが、アスクルの通販は生活雑貨から、PC周辺機器、飲料/食品と幅広く商品が揃っていますし、
501円以上の商品1つにつき使える500円優待(x4枚)となっていますので、500円を少し超えるようなものを選べば別途費用をほぼかけずに使える点*1でポイントが高く、実用性のある優待です(ただし送料550円は別途かかります)。
クスリのアオキは、店舗利用者/非利用者どちらに向けてもの選択があるため、こちらも実用性の高い優待といえるでしょう。
月末までは11営業日空いており、月末権利確定銘柄に資金を回すことも可能となりますので、取得可能ならどちらも取りたいところです。
在庫状況
6日時点の在庫状況を確認 ※-は在庫データ未取得
カブコム | . | SMBC | . | |
---|---|---|---|---|
アスクル | アオキ | アスクル | アオキ | |
5/1 16:55 | - | - | 46000 | 4500 |
5/1 20:20 | 236000 | 0 | - | - |
5/2 16:55 | - | - | 2100 | 8900 |
5/2 20:20 | 236000 | 90000 | - | - |
5/2 23:50 | - | - | 3000 | 120000 |
5/5 20:20 | 219300 | 5500 | - | - |
5/6 1:30 | 219300 | 8800 | 0 | 0 |
5/6 20:50 | 215900 | 0 | 0 | 0 |
アスクル、SMBCでは在庫切れまで売られたもののカブコムではまだ2000枚以上在庫が残っており、即確保しなくても問題なさそうな状態です。
といっても少なくなってくると一気に減るので常に状況はチェックしながら売りを入れたいです。
最低でも受渡日が月曜日になる9日までは引っ張りたいところですね。
アオキは、2日にカブコムで900枚、SMBCで1200枚在庫追加されたものの連休最終日までにはどちらも在庫切れになってます。
アスクルと違い300株、1000株での上位優待があるため、まとめて買われている印象があります。
今後も在庫は出るとは思われるが間違いなく抽選・争奪戦になると思われるため、確保できるなら確保しておきたいですね。
逆日歩
アオキは23年が0.15円/1株(3日)、22年は0.9円/1株(3日)、21年が1.75円/1株(1日)、20年が0.55円/1株(1日)、19年が0.85円(1日)とかなり年によってバラバラな印象。
逆日歩の高かった21年と同水準でも優待の元はギリギリなんとか取れるレベルなので、どうしても欲しい場合は制度クロスでもいいかもしれません。
正確なデータは取ってませんが、感覚的に逆日歩の低かった次の年は逆日歩は極端に印象があるため、そこは要注意かもしれないです。
一方アスクルは23年11月が2.8円/1株(1日)、5月が0.3円/1株(3日)、22年11月が0.9円/1株(3日)、5月が2.4円/1株(3日)と、跳ねている月があるところが怖いところ。
前述の通りクーポン500円x4枚がそのまま使えるわけではなく、別途配送料550円はさらに追加経費としてかかることを考えると、損をする可能性も低くないため、制度でのクロスは見送りが無難かと思います。
ということで今回はここまで。
月末権利確定の銘柄についてはまた後日。
*1:条件付き割引優待は割引額面の倍以上の買い物でしか適用されないというものがほとんどです